実家の親の「老い支度」 遺言や任意後見は説得より並走(日経電子版)2023/8/28
実家住まいの親の「老い支度」をどうするか、子世代で悩む人は多いでしょう。親が認知症になってしまったら、介護施設への入所資金を調達するために実家を売却することが難しく、子世代の経済的な負担が大きくなります。そこで前回は、遺言書と、親が1人で物事を決めるのが難しくなった際に子が親の家を処分できるよう任意後見契約を結ぶという方法で将来に備えた筆者の経験についてお話をしました。続きはこちら
実家住まいの親の「老い支度」をどうするか、子世代で悩む人は多いでしょう。親が認知症になってしまったら、介護施設への入所資金を調達するために実家を売却することが難しく、子世代の経済的な負担が大きくなります。そこで前回は、遺言書と、親が1人で物事を決めるのが難しくなった際に子が親の家を処分できるよう任意後見契約を結ぶという方法で将来に備えた筆者の経験についてお話をしました。続きはこちら
筆者の両親は、都心から電車で30分ほどの郊外の一戸建てに2人で暮らしています。しかし新型コロナウイルス禍を経て他人との交流が激減したせいか、母の認知症が一気に進んでしまいました。父は母の面倒を1人でみていますが85歳と高齢です。これまで、お客様に対して相続対策やご両親の判断能力低下に備えるための相談に乗ってきた筆者ですが、自分の家族のことは後回しになってしまい、昨年末、気がつけばとても危うい状況に
最近、首都圏の中古住宅価格のトレンドが変わりつつあるのではないかとの声が聞かれます。そこで2013年以降の首都圏住宅価格の推移を振り返りつつ、今後の動向について考えてみたいと思います。続きはこちら
マンションの実勢価格と相続税評価額との間に大きな乖離(かいり)があるということから、「マンション節税」や「タワマン節税」の防止を目的とした新たな相続税の算定ルールの内容が6月に明らかになりました。今回はその内容と影響について考えてみましょう。続きはこちら
初めて住まいを買うにあたって、これまで住んでいた賃貸住宅から退去するという方も多いでしょう。このとき気になるのが原状回復費用を借り主がどこまで負担すべきなのかという問題です。2020年4月1日に施行された改正民法で、賃借人の原状回復義務に関するルールが明文化されましたが、一般の人が内容を詳しく知っているという状況にはまだ至っていません。今回は、原状回復の基本的な考え方と注意点についてお話しします。
不動産を高く売りたいというのは売り主であれば当然思うことです。相場を大きく逸脱した高値で売るのは現実的ではありませんが、少しでも高く売るために知っておきたいポイントがあります。続きはこちら
「マンションは管理を買え」と言われます。では中古マンションにおける管理状態の良しあしは何を確認すればよいのでしょうか? 今回は以前からいわれてきたチェックポイントに加え、新たなポイントについても考えたいと思います。続きはこちら
住宅の断熱性については、新築住宅を中心に徐々に意識が高まっています。新築住宅は改正建築物省エネ法により、2025年から省エネ基準に適合するよう義務付けられる予定で、今後は一定の断熱性能を持った新築住宅が供給されることになります。一方、既存の住宅や中古住宅として販売される家の断熱をどうするかが課題だといわれています。そこで住宅の断熱性能に詳しいスタジオA建築設計事務所の内山章氏に、中古住宅の断熱化の
マンションや戸建て住宅の価格はここ十数年で値上がりが続いていますが、いつ価格上昇トレンドが転換するかという声が聞かれる中、値下がりしにくい物件として、最寄り駅から近い「駅近物件」を狙っている方は多いようです。今回は首都圏にある住宅の成約データを使って、本当に駅近物件は値下がりしにくいのか調べてみました。続きはこちら
マンション価格の高騰が続いていますが、そんな中でも比較的購入しやすいのが中古マンションです。中古マンションを買って、自らリノベーション(大規模改装)したいという方も多くいらっしゃいます。今回、様々なリノベーションを手掛けているらいおん建築事務所(東京・豊島)の代表である嶋田洋平さんとともに、中古マンションのリノベーションに関する勘所について考えてみました。続きはこちら