お悩み・課題
- 母と私で底地を相続しました。
- 借地権者は父の代に借地契約を結んだようですが、現在は空き家になっており、元々この界隈の地主でもあったため、近隣の方からなんとかならないかといわれています。
- 空き家になってから数年経過しているのですが、借地権者にも相続が発生していたようです。
- 現在の借地権者については、電話番号だけが分かっています。
- 借地を買い取れるのであれば買い取りたいのですが、どうすればよいでしょうか
解決の道筋
- 借地契約を拝見したところ、かつて文房具屋さんで売られていた契約書ひな形を利用されていたようで、本来決めておいたほうがよいことがほとんど規定されていませんでした。
- また、建物の登記も相続登記がなされていませんでした。
- そこで、賃貸借契約について最低限の取り決めをするために確認書を取り交わすこと、相続登記を推奨すべく、借地人さんのところへ弊社がお伺いすることに。
- 借地人さんとお話したところ、賃貸借契約の確認書についても相続登記についてご了解いただくことができました。
- 次に、空き家にしたままで地代を支払い続けることの不効率について借地人さんにご説明するとともに、売った場合の価格と建物を改修して賃貸事業を行った場合のシミュレーションを提示しました。
- 結果、借地人さんはご売却の意思を固めることとなり、底地人であるTさんとの売買が成立しました。