国土交通省が発表した2020年の基準地価(7月1日時点)は、全国の全用途平均で3年ぶりの下落となりました。1都3県の住宅地に焦点を当ててみると、その変動率は、東京都で1年前に比べて0.2%上昇(前年は2.5%上昇)、神奈川県は0.9%下落(同0.1%上昇)、埼玉県は0.3%下落(同0.7%上昇)、千葉県は0.2%下落(同0.3%上昇)と東京以外は全て下落に転換しました。
しかし、現場で住宅取引をしている立場からすると、上がった場所も多々あると感じています。そこで、1都3県の市街化区域にある住宅地(用途が住居であるもの)の基準地価について、同じ基準地の1年間の変動率を調べてみました。(続きはこちら)