中古住宅は古くてどこに欠陥や不具合があるかわからないので不安。そういった声は以前から多く聞かれていました。こうした中古住宅売買にかかる不安を払拭するために、本年4月1日施行の改正宅地建物取引業法により、売主と買主に対して売買契約前に建物のインスペクション(建物状況調査)を実施するかどうかの意思確認が不動産会社に事実上義務付けられました。
前回はこの建物状況調査についてご説明しましたが、インスペクションにはその他にも様々な種類が存在しています。そこで今回は、建物状況調査における課題と、その他のインスペクションについてご説明します。
マンション管理は全てお任せでいいのか(日経電子版)2024/6/17
近年のマンション管理では、管理組合の理事などの役員